ドイツ語の通訳について



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ドイツ語の通訳

ドイツ語の通訳についての解説です。

オペラやクラシックをよく鑑賞する人なら、ドイツ語と触れ合う機会も多いと思います。ツェー デー エー エフ ゲー アー ベー(ド レ ミ ファ ソ ラ シ ド)というのを聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。ヨーロッパではここドイツも音楽と強い結びつきのある国のひとつです。そのため日本人にも多少馴染みがあるのですが、ドイツ語に堪能な専門の通訳は意外と少ないのが現状です。

ドイツ語の資格といえば、ドイツ語技能検定

4級:ドイツ語の初歩的な文法規則を理解し,日常生活に必要な基本単語が運用できること。

3級:ドイツ語の初級文法全般にわたる知識を前提に,簡単な会話や文章が理解できること。

2級:標準的なドイツ語をある程度不自由なく使うことができること。

1級:標準的なドイツ語を不自由なく使え、ある程度の専門性を持ったテーマについて読み、口頭で意見を述べることができること。

ドイツ語通訳に特化した資格はありませんが、上記資格を持っていれば仕事に有利になります。


通訳は下記の3つに大きく分かれます。

アドホック通訳:少人数で日常会話をする場合等の間に立って臨機応変に双方の言いたいことを伝える。

逐次通訳:話し手がしばらくしゃべり、通訳者がそれまでの分を通訳するやり方で話を進めていく。

同時通訳:話し手の話す言語を、ほとんど同時に、聞き手の言語に翻訳して伝える。


通訳で最も難しいのが同時通訳と言われています。通訳の中で、高度な逐次通訳と同時通訳のできる通訳者はそう多くありません。今後は貿易の活発化や情報の国際化が一層進み、ドイツ語通訳者の絶対数も不足してくる可能性があるのにも関わらず、日本語−英語の通訳者でもトップクラスの人は100人程度なのに対し、ドイツ語は10人程度が現状です。

法廷通訳の特徴とは

司法通訳と司法翻訳は、国際化のさらなる進展につれ需要が高まっている。その中でも法廷通訳とは、法廷において行われる通訳のことを言います。

裁判所の法廷通訳人にはさまざまな課題があるのが現状です。現在法廷通訳については資格認定制度はない上、組織もなく、現在裁判所で活躍している人の多くは、裁判所が主催する「法廷通訳任セミナー」を受講した上で選任されているようです。

また、事件を引き起こすのは中国語、朝鮮語、タガログ語、ベトナム語、タイ語、ポルトガル語、スペイン語などアジアを中心とする地域の言語を母国語とする外国人が多く、そのため通訳人の絶対数が少ないので、リストや民間の登録先があるとはいえ通訳人を探し出すのにも一手間かかる状況なのです。そうした状況の中、各有名外大にも、各専攻語別に裁判所から直接依頼が来ることがあるのだそうです。

法廷通訳は「逐語訳、全訳」であることが特徴。一般の通訳などでは通訳人がニュアンスを汲んで意訳をしたり明らかな言い間違いは訳されなかったりすることがあるのですが、裁判官は被告人の発言をすべて聞いたうえで判断を下さなければならないため、質問にかみ合っていない答え、言い間違いや言いよどみなどもすべて判断材料になります。従って通訳人は文字どおり忠実に通訳しなければなりません。

第二の特徴は、法廷通訳者は裁判を通じて多くの情報に接するが、決してそれを外部に漏らしてはならないということがあります。弁護士は被告人と、立会人なしに接見(面会)することが多々あるが、被告人が外国人であれば当然コミュニケーションの必要性から、通訳人がその場に立ち会うことになります。そこで交わされた会話は外部の人にはもちろん裁判官、検事にも漏らしてはいけません。弁護士と同等の守秘義務が法廷通訳人には課されます。


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